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Skypeの国際通話シェアは8%、世界最大の国際通話プロバイダーに


 国際通信業界調査会社のTeleGeographyは24日、国境を越える国際通話トラフィックにおいて、Skypeが世界最大の国際通話プロバイダーになったとする調査結果を発表した。

 調査によると、Skypeによる国際通話トラフィックは2008年に41%増加し、合計では330億分(5.5億時間)となった。これは、既存の国際電話とSkypeのトラフィックを合わせた国際間通話トラフィック全体の8%を占めることになる。

 TeleGeographyアナリストのStephan Beckart氏は、「サービス開始からわずか5年で、Skypeは国境を越える国際音声通信の分野で、世界最大のプロバイダーに浮上した」とコメントしている。

 また、Skypeのトラフィックは、国際通信キャリアにとっても損失ではないと説明。Skypeによる有料の「SkypeOut」サービスは、2008年に84億分の有料通話を生み出し、この通話を既存電話ネットワークに接続するために、SkypeはiBasisやLevel 3といったホールセールキャリアに依存していることも指摘している。


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URL
  TeleGeography社によるニュースリリース(英文)
  http://www.telegeography.com/mail/tg_press_2009.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/03/25 12:53

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