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JPRSが年次レポートを公開、JPドメイン名の登録数は107万件に


 日本レジストリサービス(JPRS)は26日、JPドメイン名の登録管理業務に関する年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2008」を公開した。

 レポートは、JPドメイン名のレジストリ(登録管理組織)であるJPRSが活動内容をまとめたもので、2004年から毎年公開している。

 JPRSでは2008年の活動として、JPドメイン名サービスの「信頼性」「安定性」向上のための取り組みとして、DNSキャッシュポイズニングの脆弱性についての注意喚起や、サーバー構成を5系統から7系統に増強するなどDNSの強化を実施。また、「co.jp」ドメイン名の申請手続きを即時に処理するサービスの導入といった「利便性」の向上などを行った。

 これらの取り組みもあり、2008年にはJPドメイン名の累計登録数が100万件を突破。また、2009年3月1日時点で登録数は107万件を超え、登録数は1年間で約7%増加したという。

 JPRSでは、2009年はIPv4アドレスの在庫枯渇対策の一環として、DNS運用コミュニティに対するIPv6対応の普及啓発活動、DNSのセキュリティ向上施策としてDNSSECの導入に向けた検討に注力し、サービスの利便性拡充を図るとともに、周知・利用促進活動にも積極的に取り組むとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://jprs.co.jp/press/090326.html


( 三柳英樹 )
2009/03/27 11:12

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