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「Firefox 3.0.8」公開、重要度“最高”の脆弱性2件を修正


Firefox 3.0.8
 Mozillaは27日、Webブラウザの最新バージョン「Firefox 3.0.8」をリリースした。深刻な脆弱性2件を修正している。Windows版、Mac OS X版、Linux版の各言語版が公開されており、Mozillaのサイトから無償でダウンロード可能。同ブラウザのアップデート機能からも更新できる。

 修正されたのは、「MFSA 2009-12:XSLトランスフォーメーションの脆弱性」と「MFSA 2009-13:XULツリー要素を通じた任意のコード実行」の2件。いずれも、重要度が4段階中で最も高い“最高”とレーティングされている。XSLスタイルシートを悪用したり、XULツリーのメソッドを通じてブラウザをクラッシュさせ、攻撃者がターゲットPC上で任意のコードを実行することが可能だったという。


関連情報

URL
  ダウンロードサイト
  http://mozilla.jp/firefox/
  リリースノート
  http://mozilla.jp/firefox/3.0.8/releasenotes/
  セキュリティアドバイザリ
  http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox30.html#firefox3.0.8

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「Firefox 3.0.7」公開、5件の脆弱性を修正(2009/03/05)


( 永沢 茂 )
2009/03/30 15:04

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