| シャープとパイオニアは、携帯電話とカーナビゲーションシステムの間をシームレスに連携させる規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」を共同開発した。
 
 「フォトリモ@ナビ Ver1.0」は、携帯電話で取得したドライブ情報をカーナビに送信して目的地設定するなど、シームレスな連携を実現する規格。ベースとなった規格「フォトリモ」は、JPEG画像に制御情報を付加してデジタル機器を操作する仕組みとして2007年にシャープが開発したもの。「フォトリモ」自体は、923SHや930SHなどシャープ製の携帯電話や液晶テレビ「AQUOS」で採用されている。
 
 携帯電話とカーナビを連携させることで、目的地設定のデータ連係のほか、カーナビ側で計算した到着予定時刻を携帯電話経由でメール送信したり、携帯電話での不在着信やメール着信といった通知をカーナビのディスプレイで表示したりするといった使い方が想定されている。両社では、自社製品に加えて幅広い機器での採用に向けて、普及活動を行っていく。
 
 関連情報
 
 ■URL
 シャープのニュースリリース
 http://www.sharp.co.jp/corporate/news/090413-a.html
 パイオニアのニュースリリース(PDF)
 http://pioneer.jp/press/2009/pdf/0413-1.pdf
 関連記事:KDDIとトヨタ、携帯とカーナビの連携機能を開発[ケータイ Watch]
 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/44598.html
 
 
 
 
( 関口 聖 )
2009/04/13 19:40
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