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IE8のインストール確認ダイアログ(英語版の画面)
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米Microsoftは10日、Internet Explorer 8(IE8)の自動更新による配布をまもなく開始することを、IE公式ブログで明らかにした。日本法人に確認したところ、日本語版の対応については現時点では確定していないという。
IE公式ブログによると、Windows Updateなどを通じた自動更新によるIE8の配布を、4月第3週(4月12日~4月18日)に開始するとしている。現在IE6またはIE7の利用者が対象となり、当初は一部のユーザーに限定した形で自動配布を開始し、段階的に全ユーザーに対象範囲を拡大していく。
対象となるOSは、Windows Vista/XPおよびWindows Server 2008/2003。IE8は、Windows VistaとWindows Server 2008では「重要」な更新として、Windows XPとWindows Server 2003では「優先度の高い」更新として配布される。
IE8の自動更新による配布は強制的なものではなく、インストール確認画面で「インストールしない」を選ぶことで、以降はIE8が自動更新の対象からも外れる。また、マイクロソフトではIE8の自動更新をブロックするためのツールキットも提供している。
インストール確認画面やブロックツールの提供は、IE7の自動配布開始時にも同様の措置が行われている。また、IE7では、日本語版については自動更新による配布を半年遅らせるといった措置が行われているが、マイクロソフト日本法人によれば現時点で確定している事項はなく、日本での対応については未定だとしている。
関連情報
■URL
IE公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2009/04/10/prepare-for-automatic-update-distribution-of-ie8.aspx
Internet Explorer 8の自動更新による配布について
http://technet.microsoft.com/ja-jp/updatemanagement/dd365125.aspx
■関連記事
・ 米Microsoft、IE8の自動インストール防止ツールキットを公開(2009/01/08)
・ IE7の自動更新による配布、日本語版はリリースから半年後の予定(2006/07/27)
( 三柳英樹 )
2009/04/13 20:08
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