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地デジの対応方法は「未定」が43%、シード・プランニング調査


地デジ未視聴者の今後の対応予定
 シード・プランニングは24日、テレビやPCでの動画視聴に関する利用動向調査の概要を公表した。調査では、国内のインターネットユーザーに対しオンラインアンケートを実施。期間は2月19日~22日で、800人から有効回答を得た。

 地上波デジタル放送を視聴できるテレビの台数を尋ねたところ、「未視聴」41.9%がトップ、次いで「1台」41.5%、「2台以上」15.8%などとなった。地デジ未視聴者に対して、今後の対応方法を尋ねたところ、「未定」が43.0%で最も多く、次いで「アンテナ設置」32.5%、「CATVに加入」10.8%、「光サービスに加入」6.1%など。

 また、PC向けの動画配信サービスを利用したことが「ある」は約75.9%だった。利用サービスでは「YouTube」が62.6%で最も多かった。放送局が提供する動画配信サービスで利用しているものは、「第2日本テレビ」が5.1%でトップ。次いで、「NHKオンデマンド」4.0%など。

 「NHKオンデマンド」の認知度については、「知らない」が50.1%で半数を占めた。また、「知ってるが利用したいと思わない」が28.9%だった。「利用している」は5.9%に留まり、利用経験者の視聴方法では、「PC」3.2%、「テレビ」1.9%、「PCとテレビ」0.8%だった。

 このほか、2年後、テレビ視聴やビデオオンデマンドの利用方法について「今よりも増えている」と思うものを尋ねたところ、4割以上が「録画番組の再生視聴」は増えると回答。さらに、「リアルタイム集中視聴」「リアルタイムながら視聴」もそれぞれ3割以上が増えると回答した。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.seedplanning.co.jp/press/2009/0424.html

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( 野津 誠 )
2009/04/24 15:40

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