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Twitterにおける豚インフルエンザ関連の投稿比率(Nielsenの発表資料より)
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米Nielsenは27日、豚インフルエンザに関連した投稿がブログやTwitterに急増しているとの最新調査結果を発表した。同社によると、豚インフルエンザに関連した投稿はブログ全体の1%近くに、またTwitterの投稿の2%近くに達していることが判明したという。
ブログの投稿では、欧米で一般的な食材のピーナッツバターにサルモネラ菌が混入した今年1月の大事件や、英国のオーディション番組で美声を披露し、一夜にして話題の人物となったスーザン・ボイルさんに関する投稿も大きな話題を集めた。しかし、豚インフルエンザに関する投稿は、そのいずれをも大幅に上回った。
また、Twitterへの豚インフルエンザ関連の投稿件数は、4月23日から26日までの3日間で一気に投稿数全体の1.8%近くにまで達し、現在は2%に迫る勢いだ。
Nielsenでは、Wikipediaの該当ページがわずか1時間に60回アップデートされるなどの事例があったことも挙げている。さらに、米国の疾病対策センター(CDC)の反応も早く、即座にWebサイトに豚インフルエンザ関連の最新情報ページを設置しただけでなく、ソーシャルブックマークサイトやSNSに投稿できる機能も追加したことも紹介している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.nielsen-online.com/pr/pr_090427.pdf
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/04/28 12:35
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