Mozillaは27日、次期Webブラウザ「Firefox 3.5」の新たなベータ版(Beta 4)を公開した。日本語を含む各言語版がMozillaのサイトからダウンロードでき、Windows版、Mac OS X版、Linux版が用意されている。
「Firefox 3.5」は、これまで「Firefox 3.1」として開発が進められてきたが、バージョン3.0からの変更点が多いことなどから、バージョン番号が「3.5」に変更された。今回のベータ版が、Firefox 3.5という名称での最初のベータ版のリリースとなる。
Firefox 3.5 Beta 4では、ユーザーの履歴を残さない「プライベートブラウジング」機能など、ユーザーの個人データをコントロールするツールを強化。JavaScriptエンジン「TraceMonkey」の性能向上と安定性の改善、位置情報技術を利用した「Location Aware Browsing」機能などを追加した。
Firefox 3.5 Beta 4は、現時点ではテスト目的での公開とされており、開発者やテスト目的以外での利用は推奨されていない。
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■URL
Mozilla Developer Newsの該当記事(英文)
https://developer.mozilla.org/devnews/index.php/2009/04/27/firefox-35-beta-4-now-available-for-download/
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( 三柳英樹 )
2009/04/28 18:57
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