米Googleは5日、Webブラウザ「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン1.0.154.64を公開した。
Google Chrome 1.0.154.64では、Google社内のテストで発見された2件の脆弱性を修正した。1件の脆弱性はレンダラープロセスからの入力の確認失敗により、ブラウザをクラッシュさせ、ログオンしているユーザーの権限で任意のコードを実行させる可能性のあるもの。もう1件の脆弱性は、Skia 2Dグラフィックスでの整数オーバーフローにより、Google Chromeのサンドボックス内でコードを実行される可能性のあるもの。
また、脆弱性の修正以外に、Google Chromeを既定のブラウザにする起動時の通知が変更になったほか、プラグイン「Google Gears」のバージョンが0.5.16.0に更新されている。
関連情報
■URL
Google Chrome
http://www.google.com/chrome/
Google JapanブログのGoogle Chromeアップデートに関する記事
http://googlejapan.blogspot.com/2009/05/google-chrome-stable-1015464.html
( 三柳英樹 )
2009/05/07 20:05
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