Internet Explorer 8(IE8)の自動更新機能による配信が4月29日、日本を除く世界各国で開始された。マイクロソフトでは、日本についてはゴールデンウィークなどの事情を考慮して開始時期を延期したが、日本国内でも自動インストール通知を受信する場合があるとして、対応方法を紹介している。
マイクロソフトによれば、日本国内でIE8の自動インストール通知を受信する可能性があるPCは、以下のいずれかの条件にあてはまる場合としている。
- PCに割り当てられたIPが日本地域以外のPC
- Windowsの自動更新の設定が「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」または「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」のいずれかの設定になっているPC
- 手動でWindows Updateを実行し、更新の確認を行ったPC
マイクロソフトでは、IE8のインストール時に表示される確認ダイアログで「インストールしない」を選べばインストールはキャンセルできると説明。また、IE8をインストールしてしまった場合もアンインストールができるとして、アンインストール方法を紹介している。また、企業向けには、IE8の自動配布を無効化するツールキットを配布している。
なお、マイクロソフトでは、日本での自動更新による配布の開始時期については、現時点では未定としている。
関連情報
■URL
Internet Explorer 8の自動更新による配布について
http://technet.microsoft.com/ja-jp/updatemanagement/dd365125.aspx
■関連記事
・ IE8の自動更新による配布、日本は独自スケジュールで(2009/04/24)
( 三柳英樹 )
2009/05/08 15:21
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