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「Sky Map for Android」画面写真(Google LatLong公式ブログより)
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米Googleは12日、Android端末を全自動の星座早見盤にするアプリケーション「Sky Map for Android」の提供を開始したと発表した。「Android Market」で公開している。
携帯電話にはGPSや基地局信号によって現在位置を把握する機能がある上、磁力計や加速度センサーを使用できるものもある。これらのセンサーによって現在位置や時刻、端末を持っている角度や方向を把握できると、自分の上空にある星空を描き出すのに十分なデータとなる。
「Sky Map for Android」はこれらのデータによって、携帯電話を空に向けるだけで、現在の星や星座を地図のように表示してくれる。また、星を名前で検索したり、見たい星を矢印でナビゲーションしてくれる。
「Sky Map for Android」が保持する必要があるデータ容量はわずか60KBと非常に小さいが、これは地上から見える星の数が限られるからだ。太陽系の惑星の数は少ない上に、地上から肉眼で見える星の数は、最良の条件のもとでもわずか6000~9000個にすぎないという。さらに、星のデータは変わらないため、データをアップデートする必要もほぼないと考えられる。
関連情報
■URL
Google LatLong公式ブログの該当記事(英文)
http://google-latlong.blogspot.com/2009/05/sky-map-for-android-location-and.html
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・ Google Earthが宇宙を見渡す望遠鏡になる「Sky」ビュー機能を搭載(2007/08/23)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/05/13 12:50
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