Adobe Systemsは12日、Adobe ReaderおよびAdobe Acrobatの脆弱性修正プログラム(パッチ)を公開した。4月28日に情報を公開していた2件の脆弱性を修正するもので、Adobeではユーザーに対してアップデートを推奨している。
Adobe ReaderおよびAdobe Acrobatの修正プログラムとしては、各ソフトのバージョン9.1.1、バージョン8.1.5、バージョン7.1.2へのアップデーターが公開された。Adobeのサイトからダウンロードできるほか、ソフトのオンラインアップデート機能からも入手可能。それぞれのバージョンについて、Windows版、Mac版、UNIX版が用意されている。ただし、Adobe Reader/Acrobat 7のMac版については現時点では未公開で、Adobeでは6月末までに提供するとしている。
関連情報
■URL
Adobeによるセキュリティ情報(英文)
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-06.html
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( 三柳英樹 )
2009/05/13 13:30
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