米Twitterが設定を変更したことによって、ユーザーから苦情が殺到し、13日までに新方針を公表する状況に追い込まれた。
事の発端は、12日にTwitterのリプライ機能に変更を加えたことにある。これまでは、フォローしているユーザー同士のリプライだけでなく、フォローしているユーザーとフォローしていないユーザーとのリプライも閲覧できるようになっていた。Twitterは、このオプションが「望ましくなく混乱を招く」として削除した。
しかしこの後、この設定変更にユーザーから苦情が殺到した。Twitterは、今回の設定変更がエンジニアリングチームによって要請されたものであり、このオプションが原因でシステムがスケールしないことが問題の背景にあることを明らかにした。しかしユーザー側からすると、この機能によって、新しく興味深いアカウントを発見する有望な方法が失われることになってしまった。
これを受けてTwitterでは13日、「@ユーザーネーム」で始まるどのような投稿も、すべてのフォロアーが閲覧できるようにする新しい方針を発表した。その上で、自分がフォローしているアカウントでどの情報を閲覧するかを、ユーザーごとに設定できる機能を導入する計画を明らかにした。
関連情報
■URL
Twitter公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.twitter.com/2009/05/small-settings-update.html
Twitter公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.twitter.com/2009/05/whoa-feedback.html
Twitter公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.twitter.com/2009/05/we-learned-lot.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/05/14 11:49
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