Googleは13日、「Gmail」において、Yahoo!やHotmail、AOLなどが提供するWebメールのアカウントから自動的にメールやアドレス帳をインポートする機能を追加したと発表した。
Gmailの設定画面にYahoo!などのメールアドレスとパスワードを入力し、インポートしたい項目をチェックするだけで、自動的にGmailへのインポート作業を終えることができる。それだけでなく、設定を行ってから30日間に渡って、旧アカウントからGmailにメールを転送したり、インポートしたメールにラベルを付けることも可能だ。
現在対応しているのは欧米のメールプロバイダーがほとんどで、日本のメールプロバイダーは見当たらない。しかし、aol.com、hotmail.com、live.com、netscape.com、yahoo.comなどの大手を含め、世界48のメールプロバイダーに対応している。
Googleによると、インポート機能は新しく作成されたGmailアカウントではすぐに利用できるとしている。しかし既存アカウントではすぐに利用できるわけではなく、かなりの時間をかけて全アカウントに機能が行き渡るようにする予定だ。なお、この機能はGoogle Appsには適用されない。
|
設定画面の「アカウント」タブにインポート機能が追加された
|
関連情報
■URL
Gmail公式ブログの該当記事(英文)
http://gmailblog.blogspot.com/2009/05/import-your-mail-and-contacts-from.html
■関連記事
・ 「Gmail」日本語版、外部のPOPメールアカウントを受信できる機能追加(2007/03/29)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/05/14 12:26
- ページの先頭へ-
|