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「livedoor」の証明書表示画面
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ポータルサイト「livedoor」が18日、EV SSL証明書を導入した。同サイトを運営するライブドアと、同証明書サービスを提供する日本ベリサインが発表した。2社によると「日本において、国内資本の企業が運営する主要ポータルサイトで、EV SSL証明書を採用するのは『livedoor』が初」。
EV SSLでは、サイト運営者の実在性を確認する方法を従来のSSLよりも厳格化することで、安全性を向上させている。また、Internet Explorer 7やFirefox 3をはじめとする対応ブラウザでは、EV SSL証明書を導入したサイトにアクセスすると、アドレスバーが緑色に変わるなどして視覚的に判断できるようになっている。
「livedoor」では今回、「livedoor ID取得ページ」と、同IDのログインページにEV SSLを導入した。
ベリサインのEV SSL証明書は2007年3月に提供を開始。2009年1月には、導入した銀行が100行になるなど、金融・証券をはじめ、ECサイトや採用情報サイトなどで導入が進んでいるという。一方、国内のISPとしてはBIGLOBEがWebメールサービスなどのログインページに導入。また、海外資本の企業が運営するポータルサイトとしては、すでにMSN Japanが米国での導入と合わせてEV SSL証明書を導入している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.verisign.co.jp/press/2009/pr_20090518.html
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( 永沢 茂 )
2009/05/19 15:30
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