Visaカードなどのクレジットカードサービスを展開するビザ・ワールドワイドは19日、オンラインショッピングの利用者500人に対して実施した、クレジットカードを利用したオンライン決済についての意識調査の結果を発表した。
「クレジットカード支払い状況」についての質問では、「いつもクレジットカードで支払っている」と答えたユーザーは、実店舗では約27.2%だったのに対し、インターネット上の店舗では60.0%に上った。ネット上の店舗においてクレジットカード以外の決済を利用すると回答した200人にその理由を尋ねた結果は、「安全性に不安を感じる」が47.5%、「日ごろからクレジットカードは使わないようにしている」が約29.0%、「クレジットカード以外の支払い方法に慣れている」が約18.5%だ。
カード利用時にパスワード入力を求める「本人認証サービス」の認知については、「知らなかった」「見聞きしていたが内容までは知らなかった」の合計が68.4%に上った。「使ったことがある」「内容も知っていたが使ったことはない」としたユーザーは約31.6%だ。
調査方法はWebページによるネット調査で、クレジットカードを保有しており、半年以内にネットショッピングを利用した、20歳から59歳までのユーザー500名が対象。内訳は、男性230名のうち20~29歳が9.1%、30~39歳が41.3%、40~49歳が35.7%、50歳~59歳が13.9%。同じく女性270名では18.9%、43.7%、26.7%、10.7%。調査期間は2009年3月20日から2009年3月21日まで。
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クレジットカード支払い状況
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ネットショッピングでカードを利用した場合の不安感
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( 村田奏子 )
2009/05/19 21:23
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