楽天市場の出店店舗に対して、楽天がマスクの積極的な仕入れや販売を推奨していたとの一部報道について楽天は26日、コメントを発表した。事実を認めた上で、新型インフルエンザが広がる中でマスクが不足している地域があると説明。マスクの仕入れや販売を推奨したのは、「インターネット販売の特性を活かし、マスクの在庫がある地域から、入手が困難な地域にマスクを円滑に流通させるため」だとしている。
その一方で、楽天が出店店舗へ送ったサポートメールには、「不適切で品性に欠ける表現が含まれていた」と説明。同社は、マスクが不足している地域へ円滑に商品を届けたいとの思いで営業活動を進めてきたとしているが、「行き過ぎた行為」により店舗や楽天グループのサービス利用者に不快な思いをさせてしまったとして謝罪している。
楽天が店舗に送ったサポートメールとして一部報道では、「ここ何日かでマスクを売っている店舗様は、なんと日商1000万円以上売れているそうです。日商5000円以下の店舗様が600万円以上売ったとか。そんな店舗様がゴロゴロ、すごいですね」などの文面を紹介している。
楽天は今後、出店店舗へのサポートメールについて適切な表現を徹底するとともに、原因追及を進め防止策などの改善案を適宜伝えるとしている。
関連情報
■URL
楽天市場からのお知らせ
http://www.rakuten.co.jp/help/whatsnew/
( 増田 覚 )
2009/05/27 12:18
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