イベントレポート
Dell Technologies Forum 2019
ディスプレイは、今や「働き方改革関連製品」、ノートPCと組み合わせて効率向上が当たり前に
Dell Technologies Forumレポート
2019年10月28日 11:01
Dell Technologiesの事業を日本で展開するデル株式会社とEMCジャパン株式会社は、企業向けイベント「Dell Technologies Forum 2019 - Tokyo」を10月23日に開催した。
この記事では、Dell Technologiesやパートナーのソリューションを集めた展示会場「ソリューションズExpo」の様子をレポートする。PCそのものに関するレポートは別途掲載しているので参考にしてほしい。
ディスプレイは、今や「働き方改革関連製品」「ノートPCと組み合わせて効率向上」が当たり前に
Dell Technologiesのブースのうち、展示会場入口に近い目立つ場所には、デルの現行のディスプレイを多数集めた展示がなされていた。ブースでの説明によると、働き方改革に向けてさまざまな特徴をもったディスプレイを提案するものだという。
スタッフによると、「ディスプレイは、少し前まで“デスクトップPCの付属品”というイメージだったが、最近は、“ノートPCの生産性を上げるためのオプション”というイメージになっており、働き方改革との関連でも目立って需要が増えている」という。
USB Type-Cに対応したモデルでは、対応したノートPCと組み合わせることで、画面出力とノートPCの給電の双方をケーブル1本で行えるため、使い勝手の点でも特に便利になっているという。
49インチ、5120×1440ピクセルの超ワイド液晶
中でも、ほかの機種より前の正面中央に展示されていたのが、U4919DW 49インチ ワイド曲面ディスプレイだ。デュアルディスプレイでは、2画面を隔てる「枠」の関係で、どちらかを「メイン」にして置かざるをえないが、この製品ではそうしたことはないため、切れ目なしに横長に情報を表示する必要がある、証券会社やビデオ編集用途などで使われているという。
解像度は5120 x 1440ピクセルで、USB-CやHDMI、ディスプレイポートなどでの接続が可能。
USB-C 1本でノートPCとの接続完了、しかもディジーチェーンでマルチディスプレイ!
P2419HCもUSB Type-Cでの表示や給電に対応する23.8インチディスプレイ。DisplayPortによるデイジーチェーン接続に対応して、1本の入力からデュアルディスプレイで表示できる。USB Type-C非対応のP2419H(末尾に「C」がない)も展示されていた。
USB Type-Cからの給電が行えるため、「USB Type-Cから給電できるPCであれば、デスクに座ってケーブル1本接続するだけで快適な仕事環境が整う(マルチディスプレイ環境の構築とノートPCの給電の双方)」(スタッフ)のが特徴という。