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プラネックス、世界のネット接続をどこでも日本化する高速化したVPNルーター新製品

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、VPN接続サービスをバンドルした有線LANルーター「どこでも日本 Duet MHC1000」を26日から発売する。接続サービスの1年間の利用料金を含む価格は6万4630円(税別)。2年目以降の接続サービスは年額1万円(税別)となる。

 「どこでも日本」シリーズは、一部のウェブサイトに接続制限がある海外の国から、国内と同様のウェブサービスを利用可能なVPN接続サービス。現在使用しているルーターにLANケーブルで親機を接続し、海外でも同様に子機を接続するだけで、親機と子機が自動的に接続されて独自の1対1暗号化通信を行う。

 どこでも日本 Duetは、演算処理能力の高いチップセットを親機子機ともに搭載することで、従来機種「どこでも日本 MHC01」の5Mbpsから60Mbpsへ最大実行速度を大幅に高速化した新モデル。プラネックスの検証では、94.3Mbpsの環境で利用した場合に、59.6Mbpsを計測したという。Pingは平均3.6msの環境下で平均15msとのことだ。

 これにより、従来のGmail、Twitter、Facebook、LINEに加え、多くの転送量を必要とする動画配信サービスなどの利用も可能になる。

 有線LANは新たに1000BASE-Tに対応、4ポートを備えるほか、WAN×1を装備する。本体サイズは148(W)×29(H)×105(D)mm。

 なお、接続サービスの対応OSはWindows XP以降、OS X 10.6以降となる。