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TP-Link、IEEE 802.11axルーター「Archer AX11000/AX6000」を発表
2018年9月4日 13:12
TP-Linkは、IEEE 802.11ax対応のWi-Fiルーター「Archer AX11000」「Archer AX6000」の2製品をドイツで発表した。2019年第1四半期に発売の予定。
Archer AX11000は2.4GHz帯×1、5GHz帯×2のトライバンド、Archer AX6000は2.4GHz帯×1、5GHz帯×1のデュアルバンドに対応。いずれも8本のアンテナを搭載し、4×4 MU-MIMOと1024QAMにも対応しており、最大通信速度は2.4GHz帯で1148Mbps、5GHz帯で4804Mbps。
両製品ともCPUに1.8GHz駆動の64bitクアッドコアCPUと3基のコプロセッサー、1GBメモリを搭載。2.5Gbps対応のWANポート×1、ギガビット対応のLANポート×8を装備する。LANポートはリンクアグリゲーションに対応する。
このほか、スマートフォンでの設定用にBluetoothを搭載、USB 3.0 Type A×1、USB 3.0 Type-C×1の各ポートを備える点も共通する。
また、トレンドマイクロの技術を採用するセキュリティ機能「TP-Link HomeCare」を利用できるほか、Amazon AlexaやIFTTTに対応する。
Archer AX11000はゲーミング向けとして位置付けられており、Wi-Fi子機から受信する電波を増幅する「レンジブースト」や、接続する各子機の通信時間を平均化する「エアタイムフェアネス」、接続速度を最大5倍に向上するVPNアクセレレーション機能を、「Archer C5400X」と同様に搭載する。