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“フォトハラ”にあたるのはどれ? 「全国統一スマホデビュー検定」開始

 ソフトバンク株式会社およびウィルコム沖縄は、ワイモバイルの新たな取り組みとして、親子でスマートフォンに関する正しい知識をクイズ形式で学べるオンラインコンテンツ「全国統一スマホデビュー検定」を、2018年12月4日から2019年5月31日まで実施する。ワイモバイル利用者以外も無料で利用可能。

 ソフトバンクによれば、スマートフォンを持ち始める年齢が早まる傾向の中で、子どものインターネット依存やSNS上でのトラブルが増加しているという。同検定では、スマートフォンにかかわる問題について親子で話し合う機会を設けることが狙い。

 出題される問題は、SNSに投稿された画像から個人情報が特定される可能性のある危険なポイントを見つけたり、他人が写った画像を無断で公開する「フォトハラスメント」にあたる可能性のあるものを選択するものなどがある。全部で14問用意されており、子どもと保護者で出題される問題も異なる。2~4つの選択肢から正解だと思うボタンをクリックして解答する形式だが、途中でウェブブラウザーのバックボタンを押したり、リロードした場合は解答内容がリセットされ、最初の画面に戻る。

 判定結果はA/B/C/D/Eの5段階で、判定結果B以上で合格となる。正答率と解答スピードの結果をもとに、受験者ランキングも発表される予定。なお、各質問の解説画面ではタイマーが止まるが、解答スピードには影響ない。

 検定終了後は、親子でスマートフォンを利用する上での取り決めをまとめられるルールリストの作成画面に進むことができる。

 同検定は、ベネッセ教育総合研究所から子どものスマートフォン利用に関連するデータが用いられており、千葉大学教育学部の藤川大祐教授が監修を務めた。

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