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0.1秒で即解除、指紋認証USBメモリ「マイロッキー・フラッシュ」発売

最大10種類の指紋を登録可能

 PQI Japan株式会社は、指紋認証機能を搭載したUSBメモリ「マイロッキー・フラッシュ」シリーズを12月下旬に発売する。実売想定売価(税込)は、32GBモデル「UDUFPSL-32」が5980円、64GBモデル「UDUFPSL-64」が8980円、128GBモデル「UDUFPSL-128」が1万1800円。

 本体に指紋センサーを搭載しており、指紋認証でUSBメモリに格納されたファイルを保護できるため、USBメモリ紛失時の情報漏えいを防止する。指紋認証に要する時間が平均0.1秒以下なのも特徴。

 初回起動時にUSBメモリの専用領域に保存された設定アプリを使用して、指紋あるいはパスワードを登録する。登録できる指紋は最大10種類までで、指紋認証の代わりに使用できるパスワードは1種類まで登録可能。登録後は通常のUSBメモリと同様にファイルを保存できる“セキュリティ領域”が使用できるようになる。以降、ロックを解除していない場合は、USBポートに接続してもUSBメモリは認識されず、設定ソフトの起動、指紋の追加登録/削除ができなくなる。

 なお、設定アプリはWindowsのみ対応。指紋・パスワードをいったん登録した後はWindowsとOTG対応のAndroidデバイス、Mac OS/Linuxでも同製品を利用できるようになる。

 インターフェースはUSB 3.0 Type A。本体の大きさは66×20×6.5mm、重量は29g。指紋センサー面積は9×9mm。

「マイロッキー・フラッシュ」をPCに接続すると、設定アプリが保存された専用領域と、ファイルを保存するための“セキュリティ領域”が表示される
指紋認証を行う前にセキュリティ領域にアクセスしようとしても開けられない
設定アプリ画面
指紋登録画面
ロックを解除するとセキュリティ領域が認識されてデータを保存・閲覧できるようになる