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エレコムがメッシュWi-Fiルーターを今夏発売、独自の“e-Mesh”、専用中継器も
2019年5月27日 18:36
エレコム株式会社は、家中すみずみまでWi-Fiが繋がる「メッシュWi-Fiシステム」を手軽に導入できる独自の「e-Mesh」に対応した製品を今夏に発売する。価格は未定。
発売するのは、e-Mesh対応ルーター「WMC-M1267GST2-W」と、e-Mesh専用中継器「WMC-S1267GS2-W」、ルーターと専用中継器各1台をセットにしたスターターキット「WMC-DLGST2-W」。
メッシュWi-Fiシステムは、ルーターに組み合わせて、中継器をWi-Fiの電波が弱い場所に設置することで、家中くまなく安定して通信できるようにするシステム。通信を効率よく分散できることから、IoT機器の増加によってWi-Fi接続台数が増加しても、音声や動画をスムーズに再生できるとしている。
e-Meshでは中継器を複数設置することも可能で、その場合は、ルーターを含め網目(メッシュ)のように相互に接続され、Wi-Fi子機からは、1つのSSIDへ接続すれば、自動的に最適な経路でWi-Fiに接続できる。
e-MeshルーターのWMC-M1267GST2-Wは、IEEE 802.11acに対応し、通信速度は最大867Mbps(5GHz帯接続時)または400Mbps(2.4GHz接続時)。トレンドマイクロの技術を採用したセキュリティソリューション「Trend Micro Smart Home Network」を搭載し、悪質なウェブサイトのブロック機能に加え、脆弱性を狙う攻撃、情報漏えいを伴う外部への不正な通信もブロックする。
また、初期設定時はアプリ不要で、電源を入れると自動的にe-Meshルーターと専用中継器が接続されてメッシュネットワークを構築できるという。