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消費税増税に便乗、三井住友銀行かたる不審なメールやSMSに注意
2019年9月26日 19:07
三井住友銀行をかたり、フィッシングサイトへ誘導する不審なメールやSMSに関する報告を受けたとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。
同協議会が公開しているメールの件名は以下の通りだが、下記以外の件名が使われる可能性もある。
- [重要]:お客様の【三井住友銀行の口座】セキュリティ強化、カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定してください。
- 【重要】「三井住友銀行の口座」カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定してください。
不審なメールやSMSは、セキュリティ強化の一環と称して記載されたアドレスへのアクセスを促す内容になっている。また、「消費税率引き上げに伴うSMBCダイレクトの各種手数料改定」として、フィッシングサイトへ誘導するメールも確認されている。
メール文面の例
消費税率引き上げに伴うSMBCダイレクトの各種手数料改定について、お客様の【三井住友銀行の口座】セキュリティ強化、カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定してください。
ご入力いただきました内容で所定の審査をすすめさせていただきます。ご確認については、こちらからご確認ください。
SMS文面の例
お客様の【三井住友銀行の口座】セキュリティ強化、カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定
誘導先のフィッシングサイトは、三井住友のインターネットバンキング「SMBCダイレクト」のログイン画面を装っており、店番号、口座番号、契約者番号、第一暗証の入力画面が表示される。フィッシング対策協議会ではこれらの情報を絶対に入力しないよう注意を呼び掛けている。