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みずほ銀行をかたるフィッシングメールが拡散中、偽サイトに誘導しユーザー情報を詐取
2019年12月11日 17:52
みずほ銀行をかたるフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。
同協議会が公開しているフィッシングメールの件名は以下の複数のパターンが確認されている。このほかにも類似した件名が使われる可能性があるため注意が必要だ。
- [重要]みずほ銀行からのご連絡
- みずほ銀行からの重要なお知らせ(必ずご確認ください)
メール本文では、システムのアップグレードを行ったためアカウントの更新が必要だとする内容や、リスクが検出されたため口座を制限したという内容になっており、リンク先のウェブサイトでログインするよう促す内容になっている。
メール文面の例1
“いつもみずほ銀行をご利用いただきましてありがとうございます。
みずほ銀行はお客様の資金安全のために、システムの全面アップグレードを行った。正常な使用に影響しないように、すぐにアカウントの更新をし、口座の安全を確保してください。”
メール文面の例2
“あなたのみずほ銀行口座にはリスクが検出されましたので、口座の資金安全を確保するために、一時的にこの口座を制限します。正常な利用に影響しないように、ご自分で制限を解除してください。”
リンク先の偽サイトは、みずほ銀行のログイン画面を装っており、ユーザー番号の入力欄が表示される。誘導先の偽サイトは12月11日14時時点で停止しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、引き続き注意が必要だ。