ニュース

IIJ、10GbE×2ポート搭載の「SEIL」法人向けルーター提供開始。「フレッツ 光クロス」などにも対応

クラウド利用でトラフィックが増大する拠点間接続を想定

SEILアプライアンスシリーズ「CA10」

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、SEILアプライアンスシリーズの新たなラインアップとして、10ギガビット対応の法人向けルーター「CA10」の提供を9月28日に開始した。2つの10GbEポートを備えており、それぞれWAN・LANに割り当てることにより最大10Gbpsのネットワーク構築が可能。クラウドの利用拡大でトラフィックが増大する企業の拠点間ネットワーク接続に最適だとしている。

 CA10は、株式会社CASOが販売するハードウェア「CAD-026H」に、IIJの法人向けルーター「SEIL/X4」のファームウェアを搭載した製品。IPv4/IPv6デュアルスタック、ファイアウォール、IPsecなど企業のアクセスルーターに必要とされる機能を搭載している。また、IPv6 IPoEとDS-Liteに対応しており、最大10Gbpsの「フレッツ 光クロス」にも接続できるため、回線の増強とネットワーク機器の広帯域対応が実現可能。ネットワークの集中管理サービス「IIJマルチプロダクトコントローラサービス」および「SACM」の対応サービスアダプタとしても使用できる。

 CA10の販売価格はオープン価格。「IIJマルチプロダクトコントローラサービス/マネージメント」のサービス利用料は、1台につき初期費用3000円、月額費用3000円。「IIJマルチプロダクトコントローラサービス/サービスアダプタ」の機器レンタル料は、1台につき初期費用5000円、月額費用3万3400円。

「CA10」とIIJのサービスを組み合わせたネットワーク図。各拠点は「フレッツ 光クロス」とVPNで接続。SaaS向けの通信はセンターを経由しないで接続する。また、コントロールパネルで複数の「CA10」を管理できる

 そのほかにも、Microsoft 365、Google Workspace、Windows Updateなど特定のSaaS宛の通信をインターネットに迂回させることで企業ネットワークの負荷を軽減させるサービス「IIJクラウドナビゲーションデータベース」とも連携可能。

 CA10のネットワークポートは、WAN側が10GBASE-T×1、LAN側が10GBASE-T×1と1000BASE-T×4で、転送性能は最大18Gbps、VPN接続の場合は6Gbps。本体サイズは250×258×44mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.6kg。