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福島12市町村が対象の「未来ワークふくしま移住セミナー(vol.13)」、7月27日に品川で開催

移住者への支援金制度も

未来ワークふくしま移住セミナー(vol.13)

 福島県は、原発事故に伴う避難指示などの対象となった福島県の12市町村への移住セミナー「未来ワークふくしま移住セミナー(vol.13)」を、7月27日に開催する。会場はTKPガーデンシティPREMIUM品川ホール6A(東京都港区高輪4-11-16京急第11ビル6階)で、時間は15時~17時10分(14時30分開場)。参加費は無料で、事前申し込みが必要。会場参加者の定員は30人で、オンラインでの配信も予定されている。

 対象となる市町村は、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村。当日は12市町村で実際に活躍するゲストが登壇し、移住を決めた経緯や移住後の実際の生活や活動について語る。また、後半には各種支援制度についての説明や、先輩移住者であるゲストとの座談会、移住担当スタッフとの個別相談会を実施する。

福島県12市町村移住支援金(令和6年度)

 あわせて、福島県では「福島12市町村移住支援金」制度も案内している。12市町村に新たな活力を呼び込み、さらなる復興・再生を進めていくことを目的として、一定の要件を満たす県外からの移住者に移住支援金を交付するもので、金額は、転入時に単身の場合は120万円、世帯の場合は200万円。

 さらに、2023年4月1日以降には、一部地域を除く東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)から18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合、「子育て加算」として18歳未満の世帯員1人あたり最大100万円が加算される。要件の詳細は、福島県避難地域復興課のウェブサイトで確認できる。