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TP-Link、AI人物検知を備えたスマートドアホン「Tapo D210」発売

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、カメラ付きスマートドアホンキット「Tapo D210」を10月10日に発売する。市場想定価格は1万890円。

 対角160°の視野角を持つ300万画素のカメラにより、最大で2304×1296ピクセル/15fpsの動画を撮影し、本体のスロットに装着したmicroSDカード(別売、最大512GB)に保存可能。同社のクラウドストレージ「Tapo Care」にも対応する。フルカラーナイトビジョンとスポットライトにより、暗所でもカラー撮影が可能。

 スマートAIにより人物を検知し、不審者を瞬時に識別可能としている。そのほか、車両やペット、荷物を検知し、通知が可能。指定したエリア内の動きを即座に検知して通知するアクティビティゾーン機能も利用できる。

 映像はTapoアプリから確認でき、本体に搭載している内蔵マイクとスピーカーを通じた会話も行える。自宅に不在のときでも、事前に録音した音声メッセージによる応対が可能。Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応しており、音声操作も可能。

 本体はIP65準拠の防水・防塵性能を備える。6400mAhのバッテリーを内蔵し、1日あたり300秒の動作で180日間動作可能。2.4GHzのWi-Fiに対応しており、完全ワイヤレスで利用できる。

 ドアホン本体のほかにチャイムが付属している。チャイムはWi-Fiで本体と接続し、スピーカーで訪問者の通知を行う。

 サイズ(幅×奥行×高さ)は、本体が150×50×38.4mm、チャイムが73×46.9×43.5mm。本体の設置角度調整用パーツが付属する。