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TP-Link、訪問者への応対が手軽になるカメラ付きスマートドアホンキット「Tapo D230S1」発売

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、カメラ付きスマートドアホンキット「Tapo D230S1」を10月5日に発売する。市場想定価格は2万1890円。

 カメラ付きドアホン本体と、ハブがセットになった製品。ドアホンはバッテリーにより最長180日間連続動作可能。ハブとの間は無線通信(IEEE 802.11n/g/bベースの通信)を行い、配線不要でドアに設置できる。ハブは付属のアダプターにより給電し、有線LAN(100Mbps)でルーターなどに接続して利用する。

 スマートフォンの「Tapo」アプリで管理や操作を行う。ドアホンのボタンが押されると、Tapoアプリの通知やハブのチャイム音により、来訪者を知ることができる。

 本体に搭載のカメラは対角160°の視野角を持ち、スマートAIにより人物や車両を検知し、映像を撮影すると同時に、通知も可能。1/2.7インチのセンサーにより、2K(2560 × 1920px)/15fpsの映像を撮影し、ハブに装着したmicroSDカード(別売)、または同社のサブスクリプションサービス「Tapo Care」のクラウドストレージに保存できる。

視野角のサンプル

 高感度の「スターライトセンサー」とスポットライトにより暗所でもカラー撮影が可能なほか、最長約7.6mまで照射できる850nm赤外線LEDにより、モノクロのナイトビジョン撮影にも対応する。

 映像はTapoアプリから確認でき、本体に搭載しているマイクとスピーカーを通じた会話も行える。自宅に不在のときでもアプリから応対でき、設定した応答メッセージを伝える機能もあり、宅配便や訪問者に手軽に応対できるとしている。

 本体はIP64準拠の防水・防塵性能を備え、盗難防止アラームにより、ドアホンを取り外そうとする動きを検知して警告する。

家の中にいなくても応対可能

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)は、ドアホン本体が46×54.5×35.5mm、ハブが71.45×71.45×31.25mm。付属の角度調整パーツにより、ドアの正面でなく、斜め15°に向けた取り付けも可能だとしている。