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バッファロー、トランスコーダー内蔵でスマホ回線でも家の録画番組を視聴できるNAS
(2014/11/20 06:00)
株式会社バッファローは、スマートデバイスと映像機器との連携を図る、「DLPAリモートアクセスガイドライン2.0」対応のネットワーク対応HDD「リンクステーション MyBox LS411DXシリーズ」を12月中旬に発売する。2TBモデルの「LS411D0201X」、3TBモデルの「LS411D0301X」4TBモデルの「LS411D0401X」と3モデルをラインナップ。価格はオープンプライス。
LS411DXシリーズは、スマートフォン/タブレット専用アプリ「MyBox設定」からNASの設定が可能なほか、テレビやレコーダー内の録画番組の視聴やダビング/ムーブが可能。また、専用アプリ「DiXiM Play SE」で外出先からスマートフォンで録画番組を視聴できる。そのほか、LS411DXシリーズとビデオカメラ/デジタルカメラを直接接続することで、データを直接転送。PCレスでも利用できるとしている。
また、「自動ダビング機能」を搭載。対応レコーダーやチューナーを登録すると、録画した番組を定期的に確認し、新しく録画された番組のみ自動でダビングする。トランスコーダーを内蔵し、HDD内の録画番組をスマートフォン/タブレット視聴用にデータを圧縮することで、3G回線でも快適に再生できるとしている。ダビング時にH.264形式に圧縮することもできる。
DLPAリモートアクセスガイドライン2.0は、外出先から自宅にあるネットワーク対応HDDに保存した録画番組をリモート視聴する機能についてのガイドライン。一般社団法人デジタルライフ推進協会が策定している。対応機器同士であれば、異なるメーカーでも利用でき、スマートフォンやタブレット、PCからインターネット経由で自宅の録画番組を視聴できる。そのほか、LS411DXシリーズでは、DTCP+、DTCP-IP、DLNAにも対応する。
MyBox設定の対応OSは、Windows 8.1/8/7、Mac OS X 10.7以降、Android 4.1以降、iOS 7.0.4以降。また、DiXiM Play SEの対応OSは、Windows 8.1、Android 4.1以降、iOS 7.0.4以降となる。Mac OSでは利用できない。
外部インターフェイスは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANポート×1、USB 2.0ポート×1を備える。本体サイズは、45×205×127.5mm(幅×高さ×奥行)、重さは約1.3kg。