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NTT東西、フレッツ光のサービス卸を2月1日開始と発表、So-netがサービス利用を表明

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は22日、フレッツ光を他の事業者に卸売りする「光コラボレーションモデル」を、2月1日に提供開始すると発表した。

 サービス開始にあたっては、フレッツ光やひかり電話を現在利用しているユーザーが、卸売り先のサービスに移行する際にも、「転用」手続きなどにより、利用環境を変更することなく移行できるようにすると説明。具体的な手続きなどの内容については、別途案内するとしている。

 また、光コラボレーションモデルの提供にあたっては、電気通信事業法や「電気通信事業分野における競争の促進に関する指針」などと、総務省が20日に公表した「NTT東西のFTTHアクセスサービス等の卸電気通信役務に係る電気通信事業法の適用に関するガイドライン(案)」を遵守する考えだとしている。

 総務省が公表したガイドライン案は、1月21日から2月19日までパブリックコメントの募集を行っており、その後に正式なガイドラインとして制定される見込みだが、それに先行してNTT東西がサービスを提供する形となる。

 光コラボレーションモデルを利用したサービスについては、ソネット株式会社(So-net)が「So-net 光 コラボレーション」を2月上旬に提供開始すると発表。具体的なサービス開始日やサービス内容、価格などについては、改めて案内するとしている。

(三柳 英樹)