トリップアドバイザーと楽天トラベル、国内宿泊の予約業務で提携
旅行クチコミサイト「TripAdvisor」日本法人のトリップアドバイザーは17日、旅行サイト「楽天トラベル」を運営する楽天トラベルと国内宿泊施設の予約業務で提携したと発表した。
トリップアドバイザーの宿泊施設に関するクチコミページから、楽天トラベルが扱う約2万3000件の国内宿泊施設の予約ページにリンクされ、空き室・料金の確認や予約を行えるようになった。
TripAdvisorは2000年2月に米国で創設された旅行クチコミサイト。現在は米国のほか、イギリス、イタリア、中国など日本を含む14カ国で展開し、約2300万件のクチコミや旅行情報を掲載しているという。月間ユニークユーザー数は2500万人、会員数は1000万人。
日本では、2008年7月に日本語サイトの試験サービス、同年10月より本格的なサービスを開始。2009年5月末には日本語のクチコミ情報が10万件を超えたとしている。
今回の提携についてトリップアドバイザーの山本考伸代表取締役は、「クチコミを見たユーザーには、これまで以上に幅広い予約の選択肢を、楽天トラベルに対しては成約率の高いトラフィックを提供できる」とコメントしている。
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(増田 覚)
2009/7/21 13:08
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