zoome、動画投稿機能をカスタマイズできる有料オプションを開始


zoome+のメニュー

 zoome株式会社は2日、動画共有サイト「zoome」において、有料オプションサービス「zoome+(ズーミープラス)」を開始した。さまざまな拡張機能を用意し、ユーザーは任意の機能を追加可能。利用には「zoomeポイント」を消費する。

 「zoome+」は、投稿機能のカスタマイズが行えるサービス。ユーザーは、カスタマイズメニューから必要な機能を選んで拡張できる。また、拡張した機能を利用した場合のみ課金する料金体系を採用。課金には、同日開始した「zoomeポイント」を利用する。1ポイント1円で購入でき、決済はWebMoneyに対応する。

 「zoome+」で利用できるサービスは、1カ月にアップロードできる容量の追加(最大10GB)をはじめ、再エンコードなしで投稿できる動画の容量制限緩和(最大500MB)や、動画ビットレートの制限緩和(VGA:3500kbpsまで、HD:5000kbpsまで)など。追加したい容量はメニューから選択でき、それに応じて「zoomeポイント」を消費する。このほか、広告非表示や、HD動画の閲覧時のBitTorrentDNAインストールの要求を非表示にするオプションもある。

 zoomeによれば、「2009年8月に実施したユーザーアンケートで、動画投稿における不満点を尋ねたところ、1カ月のUP容量制限が回答の1位を占めた」という。「リクエストの中で最も多かったものが、より高画質な動画をより多く投稿したいと考えるユーザーからの、高機能化を求める声だった。これを受け、個々の目的別に機能を拡張し、拡張した機能を『zoome+』として有償提供するに至った」と説明。また、今後は「zoomeポイント」の用途も増やしていくとのことだ。


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(野津 誠)

2009/9/2 17:04