「Google Chrome」が誕生1周年


 米Googleは2日、Webブラウザ「Google Chrome」が2008年9月2日に最初のベータ版が発表されてからちょうど1年を迎えたとして、これまでの経過をまとめている。

 Google Chromeはこれまでに、安定版のリリースとアップデートを15回、ベータ版のリリースとアップデートを21回、デベロッパーリリースを51回行った。登録されているバグの数は2万600を超え、そのうち3505が修復されている。

 Google Chromeの社外からのコミッターとバグエディターは11人、社外のコードコントリビュータは46人となっている。

 こうした開発の結果、最初のベータ版が公開された時に比べ、Javascriptのパフォーマンスは150%以上向上したという。さらに、フォームオートフィルや新規タブカスタマイズ機能など、多くの新機能も追加された。

 Googleでは今後、Google Chromeの拡張機能の開発を進めると同時に、Mac版およびLinux版の開発を推し進めたい考えだ。Mac版とLinux版は、開発者向けのデベロッパーチャンネルでは既にダウンロード可能になっている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/9/3 12:07