「Lunascape 5.1.5」公開、Gecko/WebKitの最新エンジンを搭載


Lunascape 5.1.5

 Lunascapeは14日、Webブラウザ「Lunascape 5.1.5」正式版を公開した。対象OSはWindows Vista/XP/2000およびWindows Server 2008/2003。Lunascapeのサイトから無償でダウンロードできる。

 「Lunascape 5.1.5」では、レンダリングエンジンとしてGecko バージョン1.9.1.3およびWebKit バージョン532.0を搭載した。Gecko 1.9.1.3では、FeedWriterによるクローム特権昇格の問題など、Firefox 3.5.3で修正した脆弱性と同様の脆弱性を修正。WebKit 532.0では、Lunascape 5.1.4で搭載していたバージョンと比べて、JavaScriptの動作速度が20%以上向上したという。

 このほか、Lunascape 5.1.5では、バージョンアップ時にUAC(ユーザーアカウント制御)環境で警告が出る点の改善や、タイトルバーのタイトルが変わらないことがある不具合の修正などが行われている。


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(三柳 英樹)

2009/9/14 12:26