プラネックス、10ギガビットイーサ対応、カテゴリ6A・7準拠LANケーブル


 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、10ギガビットイーサネット(10GBASE-T)に対応したLANケーブルを11月下旬に発売すると発表した。カテゴリ6A準拠の「CNT6Aシリーズ」が参考価格540円から、カテゴリ7準拠の「CNT7シリーズ」が同1200円から。

 CNT6Aシリーズは非シールド型ツイストペア(UTP)ケーブルで伝送帯域が500MHz、CNT7シリーズはシールド型ツイストペア(STP)ケーブルで伝送帯域が600MHz。1本の信号線を1本の銅線で構成する単線タイプで、伝送信号損失を抑えている。また、隣り合ったケーブル間で伝わるノイズ(エイリアンクロストーク)を抑制するため、断面を縦長にし、隣り合ったケーブル内の芯線が接近するのを防いでいるという。

 プラグ部分は、プラグ内の電磁誘導(NEXT)を抑えるオルタネート方式結線を採用。従来のホリゾンタル方式(横一列)に比べ、NEXT値を大きく改善したとしている。

 ラインナップは、CNT6Aシリーズが1m(参考価格540円)、2m(同680円)、3m(同840円)、5m(同1000円)、10m(同1680円)、15m(同2480円)、20m(同3480円)。CNT7シリーズが1m(参考価格1200円)、2m(同1600円)、3m(同1800円)、5m(同2200円)、10m(同3400円)、15m(同4600円)、20m(同6400円)。いずれもホワイトとブラックの2色があるが、15mと20mはブラックのみ。

CNT6A(ブラック)CNT6A(ホワイト)
CNT7(ブラック)CNT7(ホワイト)




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(永沢 茂)

2010/11/8 13:59