1080p対応の新型「Apple TV」発表、3月16日より8800円で販売

　米Appleは7日、ネットワーク経由でHD動画などを再生できるセットトップボックス「Apple TV」の新モデルを発表した。日本では3月16日に販売を開始し、価格は8800円。

　1080pのフルHD動画の再生が可能となり、iTunes Storeが提供する1万5000本以上の映画、9万本以上のテレビ番組をフルHD画質で楽しめる。YouTubeやVimeo、ビデオPodcastの動画や、Flickrの写真を閲覧することも可能だ。

　また、AirPlay機能を使うことで、iPhoneやiPadなどのiOSを搭載するデバイスに保存されたコンテンツをApple TV経由でテレビにストリーミングできる。MacやWindows PCに保存した写真や音楽、動画をストリーミング再生することも可能だ。

　新モデルの本体サイズは23×98×98mm（高さ×幅×奥行）、重量が約272gで、従来モデルと変わらない。プロセッサはAppleシングルコアA5チップを採用した。ネットワーク接続はIEEE 802.11a/b/g/nの無線LANに対応し、有線LANポートも装備する。

　操作は、付属の小型リモコン「Apple Remote」のほか、iPhone/iPad/iPod touch用の無料アプリからも行える。