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「Google日本語入力」開発版アップデート、サジェスト候補の個別削除機能

 グーグル株式会社は26日、Windows版/Mac版の「Google日本語入力」開発版をアップデートした。バージョンは「1.10.1389.10x」。開発版をすでに利用している環境では、自動的にアップデートされる。

 主な変更点は、入力履歴に基づいてサジェストされる候補語を個別に削除できるようになったこと。誤って入力した言葉がサジェストに表示されるような場合、削除したい候補語をTabで選択し、Ctrl+Deleteを押すことで削除できる(Macでは、control+fn+delete)。

 また、ユーザー辞書のコメントらんが、変換時に用例としてに表示されるようになった。例えば、ユーザー辞書に「太郎」という単語を登録し、コメントらんに「弟の名前」という説明を入れたとすると、文字入力時に「太郎」という変換候補とともに用例として「弟の名前」と表示される。

サジェストの個別削除の例(グーグル開発者向けブログより画像転載)
ユーザー辞書のコメントらんの表示例(グーグル開発者向けブログより画像転載)

(永沢 茂)