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スマホには真似できない翻訳性能、加えて4G通信にも対応しているとは! iFLYTEK「デュアルスクリーンAI翻訳機」の高い実力
- 提供:
- iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社
2026年9月30日 06:00
近年のAIの進化は目覚ましいものがあり、ビジネスシーンから日常生活まで、AIが多岐にわたって活躍している。実際に筆者も仕事で様々なAI機能を活用しているが、そのひとつがAI翻訳機能だ。海外の展示会や発表会の取材などで実際に活用し、言語の壁も以前に比べて気にならなくなりつつある。
ただ、スマートフォン搭載のAI翻訳機能は、まだまだ発展途上だ。特に使いづらいと感じているのがリアルタイム翻訳。相手の話した内容が翻訳されるまでにかなり待たされることや、翻訳精度の低さから、まだ実用レベルでの活用が難しいと感じている。
そういった中、iFLYTEKから登場したのが、翻訳に特化した製品「デュアルスクリーンAI翻訳機」だ。翻訳に特化した製品は、日本でも数多く販売されているが、この「デュアルスクリーンAI翻訳機」は、最新のAI音声認識やAI翻訳機能を活用した、高精度の翻訳機能を備えているということから、筆者としてもかなり気になる存在だった。
そこで今回、「デュアルスクリーンAI翻訳機」がどれだけの実力を備えているのか、実際に製品を試用しつつチェックしていきたいと思う。
自分と相手に専用の翻訳画面を用意できる2画面仕様
「デュアルスクリーンAI翻訳機」は、本体サイズが65×137.4×11.5mm、重量が約188g。片手にすっぽり収まるとともに、軽々と持ち歩ける印象だ。
本体前面にメインディスプレイを配置しているが、ベゼル幅はかなり狭く、ほぼ全面がディスプレイで占められている。OSにAndroidを採用しており、メイン画面にはアナログ時計と翻訳機能のウィジェットが並んでいる点などからも、見た目には、小型のスマートフォンといった印象だ。
ただ、本製品にはスマートフォンにはない大きな特徴がある。それは、背面に小型のディスプレイを備え、そのディスプレイがボタンを押すことでL字に開く、という点だ。この特別なディスプレイがあるおかげで、翻訳機能をとても便利に活用できるようになっている。
通常、スマートフォンなどで翻訳機能を利用する場合、画面を2分割して上部に相手の言語、下に自分の言語の翻訳を表示するというのがほぼ標準的だ。これはこれで悪くない仕様だが、翻訳された文章を相手に問題なく読んでもらえるように画面を相手側に向けたり傾けるなどの対応が不可欠な場合がある。
それに対しこの「デュアルスクリーンAI翻訳機」では、メイン画面は自分用、開いた小型のディスプレイは相手用の翻訳文章を表示できる。
同時に、背面のディスプレイを開いた状態で、双方の画面が自分と相手それぞれからかなり見やすい角度がつけられている。本体をテーブルに置いて使うだけでなく、手に持って使う場合でも、このちょうどいい角度によって双方が画面に表示された翻訳文章を快適に読めることで、スムーズな会話進行が可能となるわけだ。これは普通のスマートフォンには真似のできない部分であり、専用の翻訳機だからこその大きな特徴と感じる。
専用機ならでは、豊富な翻訳機能を用意
「デュアルスクリーンAI翻訳機」では、専用機らしく豊富な翻訳機能が用意されている。
まずメインの機能と言えるのが「音声翻訳」機能。画面に表示されるマイクボタンを押しながら話すと、その言葉が相手の言語に翻訳されるという、分かりやすい翻訳機能だ。
こちらは、あらかじめ相手と自分の言語を指定することで、スムーズな会話をサポート。翻訳した文章は、文字で表示するだけでなく、AI音声合成で発音も可能。対応言語は143言語と非常に多く、ほぼ全世界に対応できると言っていい。また、日本語や英語、中国語など35言語については音声から言語の自動検出が可能。主要言語は自動検出に網羅されているので、多くの場合、相手の言語を設定せずとも利用できる。
「写真翻訳」は、写真で撮影した文章を翻訳する機能で、スマートフォンの翻訳機能でもおなじみのものだ。ただし、「デュアルスクリーンAI翻訳機」の場合、単に書かれている文字を翻訳するだけでなく、AIが全体を解析して、どういった内容の文書なのか要約もしてくれる。
例えば、海外のレストランでメニューを撮影すると、内容をそのまま翻訳するだけでなく、どういったメニューが並んでいるのかも教えてくれる。これは海外旅行でかなり便利に活用できる機能だ。
「通話翻訳」機能は、文字通り電話の翻訳機能。最近ではGoogleのスマートフォン「Pixel」シリーズでも同様の機能が搭載されており、おなじみの機能になりつつある。
「デュアルスクリーンAI翻訳機」の場合は、スマートフォンやPC、タブレットなどとBluetooth接続することで翻訳機能を備えるヘッドセット的な役割を担うようになり、通話中の相手の言葉を翻訳したり、自分が話した声を翻訳し音声合成で相手に伝える機能が利用可能となる。Pixelシリーズの通話翻訳機能は特定機種でしか利用できないが、「デュアルスクリーンAI翻訳機」の通話翻訳機能はスマートフォンやPCなど機種を問わず利用できる点が魅力だ。
ここまで紹介した音声翻訳や写真翻訳などは、比較的一般的な翻訳機能だが、ここからは専用の翻訳機ならではと言っていい機能となる。
まず、音声翻訳機能を進化させた「会話翻訳」機能。こちらは、話すときにマイクボタンを押す必要がなく、声を自動で認識し逐次翻訳してくれる。画面のボタン操作不要で話した内容を翻訳してくれるため、対面での会話に集中できる機能と言える。対応言語数は、音声翻訳機能より少ない21言語となっているが、主要言語はしっかり網羅しているため安心だ。こちら、実際に利用しての詳細は後述したい。
「同時通訳」機能は、人が話した内容の文字起こしと翻訳、録音を同時に行う。文字起こしと翻訳はリアルタイムで表示。Bluetooth接続のヘッドホンやイヤホンを用意すれば、翻訳内容を合成音声でリアルタイムに聞くことも可能。文字起こしと翻訳のデータは音声の録音と同時に保存されるので、後ほど確認も可能。同時に、保存されたデータを利用して内容をAIに要約させることも可能。自分が発言する場面がほぼない国際会議や講演などで便利に活用できる機能となっている。
「同時字幕」機能は、PCとUSBケーブルで接続することで、Windows PCで再生している音声をリアルタイムで翻訳し字幕表示するというもの。「デュアルスクリーンAI翻訳機」内のストレージに同時字幕機能を利用するWindowsアプリが保存されているので、そちらをPCにインストールすれば利用できる。
「デュアルスクリーンAI翻訳機」をUSBケーブルでPCに接続し、同時字幕用のWindowsアプリを起動すると、デスクトップ下部に字幕を表示する領域が確保される。その後「デュアルスクリーンAI翻訳機」で同時字幕機能を開始すると、Windows上で再生している動画やウェブ会議などの音声を取り込みながら、元の言語の字幕と翻訳字幕を表示する。翻訳字幕のみを表示することも可能。こちらは、外国語のウェブ会議やカンファレンスに参加する場合や、外国語のニュース映像やストリーミング動画などを視聴する場合などに便利に活用できる。
最後に「グループ翻訳」機能。こちらは、最大30人が参加できる最大5言語の翻訳機能つき会議機能だ。「デュアルスクリーンAI翻訳機」で専用の会議室を作成すると、その会議室に参加するためのQRコードが作成される。そのQRコードを参加する人がPCやスマートフォンで読み取ると、会議室の専用ページがウェブブラウザで開かれる。そして、それぞれの人が設定した言語で、参加者の言葉が翻訳され表示される。
この機能の面白いところは、インターネット経由で会議室の専用ページにアクセスできるため、その場にいない人も参加できるという部分。これは、ウェブ会議での利用を主に想定してのものだが、様々な言語の人が参加するウェブ会議で活用すると便利なはずだ。
このように、「デュアルスクリーンAI翻訳機」には豊富な翻訳機能が用意されており、単に対面での会話だけでなく、ビジネスシーンの様々な場面で活用できる。先に紹介した2画面での翻訳機能の利用と合わせ、スマートフォンや単機能の翻訳機には真似のできない特徴と言っていいだろう。
2年間無料の通信サービスが付属し、いつでもどこでもクラウド翻訳が利用できる
「デュアルスクリーンAI翻訳機」では、言語モデルをあらかじめダウンロードしておくことで、データ通信が行えない状態でも翻訳が行える、オフライン翻訳機能が用意されている。
ただし、オフライン翻訳では対応言語数が17言語に限られるとともに、オフライン翻訳が利用できる機能も音声翻訳、写真翻訳、同時通訳に限られている。つまり、それ以外の翻訳機能を利用するには、クラウド翻訳機能を利用するためにインターネットアクセスが必須となっている。
先に紹介した音声翻訳機能で最大143言語に対応と紹介しているが、そちらもクラウド翻訳利用時のものとなっている。つまり「デュアルスクリーンAI翻訳機」の翻訳機能は、クラウド翻訳の利用がほぼ標準になっていると言っていいだろう。
これは逆に言うとインターネットに接続しクラウドにアクセスできる状態でなければ利用できない機能が存在している、ということでもある。確かにそのとおりだが、「デュアルスクリーンAI翻訳機」には、その問題を解決するサービスが標準で用意されている。
それは、ワールドワイドをカバーする2年間の無料モバイルデータ通信サービスのSIMが標準で付属しているというものだ。
「デュアルスクリーンAI翻訳機」を購入し、セットアップが完了した段階で付属のSIMが有効となり、モバイルデータ通信が利用可能となる。しかも、セットアップ後2年間は、日本での利用だけでなく海外での利用についてもデータ通信料無料で利用できる。つまり、Wi-Fiが利用できない場面でも、モバイル通信が利用できる限り全ての翻訳機能が利用できるのだ。
このモバイルデータ通信サービスは4G対応で、世界140カ国以上に対応しているとのこと。もちろん日本もカバーされており、実際にKDDIの4G回線に接続し、問題なく全ての翻訳機能が利用できることを確認した。海外でもモバイル通信が利用できる場所ならほぼ問題なく全翻訳機能を利用できるはずだ。
このように、ユーザーに手間をかけさせることなく、いつ、どこででも全ての翻訳機能を使ってもらおうという姿勢からは、ユーザーにとって非常にありがたいと感じると同時に、iFLYTEKの本製品に対する本気度が強く伝わってくる。
翻訳精度はかなり優れ、実用度が高い
今回、「デュアルスクリーンAI翻訳機」を試用するにあたって、iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONSのハリー チェン氏に同席していただいて、「デュアルスクリーンAI翻訳機」を利用して筆者が日本語、チェン氏が中国語での会話を試してみた。利用した翻訳機能は、対面での会話ということで、会話翻訳機能を利用。もちろん、オフライン翻訳ではなくクラウド翻訳を利用して試した。
その様子は以下に掲載した動画を見てもらうとして、実際に使った感想としては、翻訳精度は十分に優れていて、会話の逐次通訳もかなり実用的に利用できるというものだった。
動画を見てもらうと分かるが、日本語と中国語の間の翻訳では、相手の話が一区切りしてから翻訳が表示されるため、少々待たされる印象だ。
このタイムラグは、日本語と中国語の文法の違いが大きく影響している。日本語は基本的に「主語→目的語→動詞」という順番の文法だが、中国語は「主語→動詞→目的語」という順番だ。この他にも文法の違いがあるため、文章が一区切りするまで正確に翻訳できない。これが、タイムラグの大きな要因で、こればかりは避けようがない。
とはいえ、そのタイムラグはなかなかの短さだ。これなら、対面での会話のやり取りを大きく阻害することなく、比較的スムーズに会話できると言っていいだろう。
翻訳精度に関しては、チェン氏が中国語、日本語双方を理解できるということもあって、私が話した日本語の中国語翻訳を確認してもらったが、おかしい部分はほとんどなく、ほぼ正確に翻訳できているとのことだった。
もちろん、それだけではなかなか判断がつかない部分もあるだろう。そこで、自宅で英語の動画を再生させながら翻訳を行ってみたところ、確かにかなり精度の高い翻訳が確認できた。英語も中国語に近い文法のため、最初はちょっとニュアンスの異なる翻訳が表示されることもあるが、言葉が一区切りするとほぼ正しい翻訳へと修正される。タイムラグも十分に短く、テレビの英語のニュース番組や映画など、ほぼリアルタイムで内容を理解できる。
このように、実際に試用してみて、当初想像していた以上に実用度が高いという印象を強く受けた。これがあれば、今後海外取材を行う場合でも非常に心強いはずで、ぜひともそういった場面で活用してみたいと思う。
外国語コンプレックスから開放してくれる強い味方
清水理史氏が、同じくiFLYTEKのAIボイスレコーダー「P1 Pro」を紹介している(関連記事参照)が、そちらでもAI文字起こしの精度の高さが紹介されているように、iFLYTEKの音声AI処理能力は非常に優れている。
そもそもiFLYTEKは1999年の創業から、一貫して音声認識や音声合成などAI音声技術に特化して研究・開発を行ってきた企業だ。近年のAIブームよりはるか昔からAI音声技術に取り組んでおり、この分野では業界をリードするパイオニア的存在であると自負しているという。
そして今回、実際に「デュアルスクリーンAI翻訳機」を試用して、その翻訳スピードや翻訳精度の高さを体験することで、それが偽りではないことを実感できた。外国語に高いハードルを感じている人や、外国語に自信がないのに仕事で外国語が必要、という人にとって、本製品は、そのコンプレックスから開放してくれる心強い味方になるはずで、広くお勧めしたい製品と言えるだろう。




















