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「Apple重役がiTunesの音楽ダウンロード終了を表明」との誤報がTwitterを中心に拡散中

 Apple重役がiTunesの音楽ダウンロード終了を表明したとの誤報がTwitterを中心に拡散し、元記事が炎上する騒ぎになっている。

 これはApple社の重役がBBCのインタビューに対し「誰も音楽をダウンロードで購入しなくなったらサービスも終了することになるだろう」と語った記事を、一部ウェブメディアが「Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める」との見出しを付けて報じたもの。つまりインタビュー内の発言自体は従来までの方向性と何ら変わらないのだが、恣意的なタイトルで報じられたことで釣られるユーザーが続出し、Twitterのトレンド入りして拡散したというのが真相。現在のところTwitterでは、恣意的なタイトルを付けた元記事を批判するツイートが多数RTされる一方で、タイトルの内容をすっかり信じ込んだ人たちがダウンロード販売終了にまつわる自身の意見やiTunesとのこれまでの思い出をツイートするという、両極端な様相を呈している。正確なニュアンスを知りたい人は、翻訳ツールなどを使ってでも、元になったBBCの英語記事を読むのがよさそうだ。