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Flickrがサービス改定を発表、無料プランは保存容量1TB→保存枚数1000枚へと激減で物議

 老舗の写真共有サービス「Flickr」がサービスの改定を発表した。新機能の追加など新しい施策が発表される一方で、無料アカウントの保存容量1TBが保存枚数1000枚へと変更されることになり、ユーザーの間で動揺が広がっている。

 長らく米Yahoo!傘下で運営されてきたFlickrは、今年に入ってからSmugMug社に買収され、今回の発表がSmugMug社主導によるリニューアルの第一弾となる。その中でも大きな改変となるのが、無料アカウントに提供されていた1TBという保存容量が、わずか1000枚へと激減すること。今回の発表ではYahoo!アカウント以外でのログインを可能にするなどサービス向上のための複数の施策が発表されており、決してユーザーに不利益なことばかりではないのだが、1TBという容量を目当てにFlickrを利用していた人は少なくなく、それゆえ動揺が広がっているというわけ。幸いにして移行期間は2019年1月8日まで設けられており、容量を超えた写真が古いものから順に削除されるのはさらにその翌月である2月5日からと余裕があるので、ユーザーはそれまでに保存枚数を減らすか、有料のProアカウントへとアップデートするか、あるいは解約するかを選ぶことができる。