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国立国会図書館、70周年記念展の展示物約180点をオンラインで公開。無料で閲覧可能

 国立国会図書館が昨年開催した「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」の展示資料の大半がオンラインで公開された。同展示とほぼ同じ内容を、インターネットで無料で閲覧できる。

 同展示会は、国立国会図書館の開館70周年を記念して開催されたもので、納本制度によって収集された出版物に加えて、歴史的、文化的に価値ある国内外の資料など約4300万点の中から、180点をピックアップして展示したもの。今回オンラインで公開されたのはこの180点全てで、個別のタイトルから同館のデジタルコレクションへとリンクが張られており、実際の展示会とは違ってページをめくって読むことも可能だ。国立国会図書館のデジタルコレクションといえば、その価値は知っていても、あまりに膨大すぎてどこから見てよいか分からない人もいるだろう。希少性の高い資料をピックアップして紹介している今回のオンライン展示会は、そんな同コレクションに手軽に触れられる、よい機会と言えそうだ。