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世界初のウェブブラウザー「WorldWideWeb」を完全再現したウェブアプリをCERNが公開中

 1990年にリリースされた、世界初のウェブブラウザー「WorldWideWeb」を完全再現したウェブアプリをCERNが公開中だ。

 「WorldWideWeb」は、のちにウェブの父と呼ばれるティム・バーナーズ・リーが中心になって作られた世界初のウェブブラウザー。今回のウェブアプリはそのWorldWideWebをブラウザー上で動作するように完全再現したもので、任意のURLを入力することにより、現在のグラフィカルなウェブサイトを、当時のプラットフォームだったNeXT向けにグレースケール化されたテキストオンリーのウェブサイトとして閲覧できる。お気に入りのサイトが、1990年時点の技術ではどのように表示されるのか、気軽に体験してみてはいかがだろうか。なお、任意のウェブサイトを表示するためには、まずWorldWideWebを起動したのち、左列の「Document」→「Open from full document reference」を開いてURLを入力すればオーケー。分からない場合は、リンク先の動画なども参考にしてみてほしい。