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スマホ用ブラウザー「Smooz」、外部への情報送信が発覚しストアでの公開を停止中

 国産のスマホ用ブラウザー「Smooz」に複数の要改善項目が見つかり、アプリの公開が停止されている。

 Smoozは2016年にはApp Storeのベストアプリ賞も受賞した、片手で使えることが売りのジェスチャー対応国産スマホブラウザー。同社によると、今回見つかったのは、「サービス利用データの提供」をオフにしたときやプライベートモードにおいて、本来はサーバーへのデータ送信が停止されるはずが一部のデータがそのまま送信されていたというもので、そのほか機能改善を含む修正版をリリースしたものの、また別の問題が見つかり、20日夜の時点でアプリの公開が停止され現在に至っている。外部の検証では、おすすめ記事機能を有効にしていると、ログイン認証を要求するサイトについても、閲覧中のサイトの本文やURLを送信していることが疑われる結果が出ており、現在さらに検証が続けられている。また、こうした問題の深刻さ以外にも、20日時点ではこれらの情報が自社ブログおよびTwitterでしか告知されておらず、アプリ起動時やサイトトップページに表示されていないことも、批判の的となっているようだ。