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往年の名PC「Amiga」そっくりのMini-ITXケース、Kickstarterで資金を募集中

 かつて映像制作で高い人気を誇ったPC「Amiga」にインスパイアされたMini-ITXのPCケースが、Kickstarterで資金を募集している。

 AmigaはかつてMacの競合と目され、1990年代前半には「ウゴウゴルーガ」のCGで使われるなど、国内では主にテレビや映像編集の分野で支持されていたPC。開発元のコモドールは1994年に倒産したが、当時から憧れの的だったその筐体デザインには愛好者も少なくない。今回、Kickstarterに登場したのはその1つ、Amiga 3000をインスパイアしたMini-ITXのPCケースで、PCはもちろんRaspberry Pi、さらにAmiga互換ボードと組み合わせてAmiga互換機を作ることも可能。かなりマニアックなプロジェクトだが、過去にAmigaの別筐体で同様のクラウドファンディングを実施し成功を収めていることもあり、今回も期限まで3週間を余して目標額の約9割に相当する金額を集めるなど、成立はほぼ確実な状況だ。ちなみに現在Amigaの版権を所有するAmiga Corporationは、2020年11月の段階で「Amigaを世界最高のコンピューターとして復活させる」として、Amiga21なる新プロジェクトを発足させている。