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就活でChatGPTなどの利用経験があるユーザー、大学3~4年生の約25%にも上ることが判明

 大学3~4年生の4人に1人が、就活でChatGPTなどの生成AIサービスを利用した経験があることが調査により明らかになった。

 これはベネッセ i-キャリアの調査で判明したもので、就職活動でChatGPTなどの生成AIサービスを利用した経験があるかを大学3、4年生に尋ねたところ、26.5%が「ある」と回答。具体的な利用シーン(複数回答可)については、企業の志望動機の作成(63.6%)、自己PRの作成(62.8%)と、履歴書などにおけるPRで多用されていることが明らかになった。利用した理由については、企業分析やエントリーシート作成などの作業時間の短縮や、今後のキャリアや自己分析などの思考整理の時間短尺など、主に時間を短縮する用途が多くを占めている。一方で、生成AI利用のメリットとしては「自分では思いつかない気づきが得られた」という回答が最も多く支持を集めており、最初は時間短縮を目的に使ってみたものの、意外な成果が得られたというパターンが多いようだ。有効回答数が452人ということで、およそ100人ほどに限られるが、それでもChatGPTの歴史が浅いことを考えるとかなりの数で、気になる結果と言えそうだ。