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お世話になりました……Google検索の「cache」コマンド、完全に廃止されたことが判明

 Google検索の「cache」コマンドが完全に廃止されたことが明らかになった。

 Googleがキャッシュしているウェブページへのリンクは、今年2月に検索結果ページから姿を消したが、cacheコマンドを使ってURLを直打ちすることにより、アクセス自体は依然として行える状態にあった。こうした中、Googleは先日になって、Internet Archiveが保存しているウェブページの過去バージョンへのリンクを追加することで、実質的なキャッシュの代替機能として利用できるようになったことを発表していた。これらを受けて今回、cacheコマンドが廃止されたというもので、Googleの開発者向けのページでも、9月23日付で検索演算子「cache:」がGoogle検索では機能しなくなり、それに伴って関連ドキュメントを削除したことがアナウンスされている。同等機能が用意されたとはいえ、長らくcacheコマンドにお世話になってきたユーザーからすると、悲しいお別れと言えそうだ。