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GoogleがInternet Archiveと提携、ウェブ検索のキャッシュ機能が数カ月ぶり復活へ

 今年頭に廃止されたGoogleのキャッシュ機能が、パワーアップして復活を遂げ、話題になっている。

 新たなキャッシュ機能は、従来の機能がそのまま蘇ったのではなく、過去のウェブコンテンツを保存しているInternet Archiveとの提携によるもの。検索結果のウェブサイト名/ドメイン名の横にある「︙」ボタンをクリックまたはタップするとパネルが表示され、その中の「ソースについて」から「このページの詳細」を選択すれば、Internet Archiveが運営するアーカイブ「Wayback Machine」に保存されているそのウェブページへのリンクが表示されるという仕組みだ。今年2月、Googleの中の人がキャッシュ機能の廃止についてポストした際、「個人的にはキャッシュリンクがあった場所にInternet Archiveへのリンクを追加したい」と意欲を示していたが、それが実現したかたちとなった。なにせInternet Archiveは途方もない規模のウェブコンテンツのアーカイブを保有しており、また、同じウェブサイトでも時期の異なる複数のバージョンを保存していることから、単一のバージョンしか保管していなかった従来のキャッシュ機能よりもパワーアップしての復活ということになる。なお、機能は順次ロールアウトしており、すぐには利用できない場合もあるようだ。