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何があった？ 「WhatsApp」、米下院で突如として使用禁止およびアンインストールの指示

  • tks24

2025年6月25日 11:37

　米下院でメッセージングアプリ「WhatsApp」に使用禁止およびアンインストールの指示が出たことが分かり、波紋を呼んでいる。

　WhatsAppは、FacebookやInstagramと同じMetaが手掛けるメッセージングアプリ。日本ではLINEなどの陰に隠れているが、ワールドワイドでは最大級のユーザー規模を誇るメッセージングアプリとして知られている。そんなWhatsAppについて、米下院の最高行政責任者（CAO）が議会職員に対して利用禁止およびデバイスから削除するよう通達を出したことが波紋を呼んでいる。具体的な理由はこれまで明らかになっていないが、同CAOはこれまで中国のDeepSeekや、TikTok、さらにはChatGPTやMicrosoft Copilotの一部機能まで利用を制限してきた経緯があり、何らかのセキュリティリスクがあるとみなした可能性が高い。WhatsAppはエンドツーエンド暗号化にも対応するなど、どちらかというとセキュリティの高さを売りにしてきただけにやや意外で、事実の解明が待たれる。ちなみに代替としては、Microsoft Teams、Signal、iMessage、FaceTime、（Amazon運営の）Wickrなどが推奨されているとしている。