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ソフォス、感染しないMacユーザーも「Sobig.F」に迷惑していると報告


 英国のウイルス対策ベンダーであるSophosは21日、感染拡大が報告されているウイルス「Sobig.F」に関する苦情を、多くのMacintoshユーザーが寄せていると報告した。

 Sophosによると、MacintoshはSobig.Fの添付ファイル等から直接感染することはないが、感染したWindowsユーザーが送信してくるSobig.Fを多数受け取っているという。中には、プライベート用のメールアドレスで6,000通以上のSobig.Fを受け取り、メールボックスがパンクあるいは送受信不能の状態に陥っているケースも報告されているとのこと。

 また、メールゲートウェイがSobig.Fをブロックしていない場合には、ユーザー自身がウイルスメールを削除しなければならないほか、ブロックしている場合でも自動応答メールを大量に受け取る苦痛を味わっているユーザーも多いという。そのほかにも、Sobig.Fが差出人メールアドレスを詐称するため、メールゲートウェイから送られてくる警告メールによって、Macユーザーにもかかわらず「感染しているのではないか」という不安を抱いてしまうユーザーも現れていると報告した。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.sophos.com/virusinfo/articles/sobigmac.html

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( 大津 心 )
2003/08/22 17:44

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